「子育てするなら一軒家じゃないと無理!」妻の突然の一言から始まった家づくり ― 家づくり記録①
新築一戸建ての家づくりを進めています。でも、最初からマイホームに憧れていたわけではありません。きっかけは、妻の「子育てするなら一軒家じゃないと無理!」という突然の一言。お金のことも心配だった私が、妻の話を聞いて「まあ、いいか」と思うまでの記録です。
今回は、私たち夫婦が一軒家を建てようと思ったきっかけについて書いていこうと思います。
現在、我が家では新築一戸建ての家づくりを進めています。
しかし、最初から夫婦そろって「いつかはマイホームを建てたい!」と考えていたわけではありません。むしろ、私は一軒家を建てることに対して、そこまで積極的ではありませんでした。
そんな私が家づくりを始めることになったのは、ある日突然、妻が放った一言がきっかけでした。
「子育てするなら一軒家じゃないと無理!」
ある日、妻が突然こんなことを言い出しました。
「子育てするなら、一軒家じゃないと無理!」
正直、最初は驚きました。
というのも、私も妻も一軒家で育ってきました。一軒家で暮らすことが当たり前だったので、その良さを特別に意識したことがなかったのです。
庭があることも、ある程度自由に生活できることも、子どもの頃から当たり前の環境でした。だからこそ、一軒家で暮らすことのありがたさを、あまり考えたことがありませんでした。
それに、世の中にはアパートやマンションで子育てをしている家庭もたくさんあります。
もちろん、一軒家に住めたら快適なんだろうな、という気持ちはありました。でも、なぜ「子育てをするなら絶対に一軒家でなければならない」のか。当時の私には、その理由がいまいち理解できませんでした。
そして、何より気になったのがお金の問題です。
一軒家を建てるとなると、相当なお金が必要になります。
当時は、これから子育てが始まるというタイミング。子育てにはお金がかかるということも、当然ながら理解していました。
これからどれだけのお金が必要になるのかも分からない状況で、さらに住宅ローンという大きな負担を抱えることになる。そんな簡単に「よし、家を建てよう!」と決断できる話ではないと思っていました。
だからこそ、妻がなぜそこまで一軒家にこだわるのか、理由を聞いてみることにしました。
妻が一軒家にこだわる理由
妻に話を聞いてみると、どうやら今のアパートでの暮らしに、いろいろなストレスを感じていたようです。
① 隣人への音の気遣い
まず挙がったのが、生活音の問題でした。
アパートに住んでいると、どうしても隣の部屋から生活音が聞こえてきます。反対に、自分たちの生活音が隣の部屋に聞こえてしまうこともあります。
例えば、音楽を聴きたいとき。本当は好きな音量で楽しみたいけれど、隣の人の迷惑になるかもしれないと思うと、なかなか自由に音を出せません。
また、隣の部屋から聞こえてくる生活音が気になることもあったようです。
これから子どもが生まれれば、泣き声など、これまで以上に周囲への気遣いが必要になるかもしれません。
妻にとっては、こうした音への気遣いがストレスになっていたようです。
② 自由に使える庭が欲しい
次に挙がったのが、庭の存在でした。
アパートでは、自分たちが自由に使える庭を持つことはなかなかできません。一軒家であれば、自分たちの土地を持ち、庭を自由に使うことができます。
子どもが遊ぶ場所にしたり、家族で外の時間を楽しんだり。そういった暮らしができることも、一軒家の魅力だったのだと思います。
③ キッチンが狭く、自由が利かない
そして、もう1つ大きかったのがキッチンの問題です。
アパートのキッチンは、どうしてもスペースが限られています。調理する場所が狭かったり、収納が足りなかったり。
「ここがもう少し広かったらいいのに」
「こういう配置だったら使いやすいのに」
そう思っても、賃貸住宅では簡単に変更することができません。毎日のように使う場所だからこそ、こうした小さな不満が積み重なっていたのだと思います。
一軒家であれば、間取りや設備を自分たちの生活に合わせて考えることができます。妻は、もっと自分の思い通りに使えるキッチンが欲しかったようです。
そういえば、私は音の問題を気にしたことがなかった
妻の話を聞いていて、ふと気づいたことがありました。
「あれ? そういえば自分は、隣の部屋の音とか、音漏れとか、全然気にしたことがなかったな(笑)」
実は、私は感音性難聴という聴覚障害があります。そのため、妻が気にしていた隣人の生活音などについて、私はほとんど気にすることなく生活していました。
もちろん、音がまったく聞こえないわけではありません。ただ、妻が感じていたような音に対するストレスを、私はあまり感じていなかったのです。
同じアパートで、同じように生活しているのに、感じているストレスはこんなにも違うのか。妻の話を聞いて、そんなことに気づかされました。
自分が不便だと感じていないからといって、相手も同じように感じているとは限らないんですよね。
そう考えると、妻が一軒家にこだわっていた理由も、少しずつ理解できるようになりました。
そして、改めて考えてみると、私も妻も一軒家で育ってきたからこそ、これまで当たり前だと思っていたことが、実は恵まれた環境だったのかもしれません。
一軒家での暮らしが当たり前だった私には、アパートで子育てをすることの難しさを、十分に想像できていなかったのだと思います。
結婚して気づいた、私の人生のQOLを左右するもの
そして、もう1つ。
結婚してから、私が強く感じるようになったことがあります。それは、
「妻の機嫌が私のQOLである」
ということです(笑)。
妻が楽しそうにしていると、家の中の雰囲気も明るくなります。反対に、妻がストレスを感じていると、私もなんとなく落ち着きません。
もちろん、これは妻だけの問題ではなく、夫婦で生活している以上、お互いに影響し合うものだと思います。ただ、私の場合は特に、妻が快適に暮らせることが、自分自身の生活の満足度にもつながっていると感じています。
それに、我が家では妻の方がしっかりしています。私が心配していた金銭面についても、きっと妻なりに考えているのだろうと思いました。
一軒家を建てるとなれば、大きなお金が必要になります。決して軽い決断ではありません。
それでも、妻の話を聞いているうちに、
「まあ、妻がそこまで言うなら、いいか」
と思うようになりました。
なんともあっさりした決断に聞こえるかもしれません(笑)。
でも、私にとっては、妻がこれからの生活を快適に過ごせることも、十分に家を建てる理由になったのです。
こうして我が家の家づくりが始まった
振り返ってみると、私たちの家づくりは、決して壮大な夢や目標から始まったものではありませんでした。
「いつかは大きな家を建てたい!」
「こんな理想のマイホームが欲しい!」
そんな強い憧れがあったわけでもありません。
きっかけは、妻の突然の一言。そして、その背景にあった、日々の暮らしの中で感じていた小さなストレスでした。
私自身は、今のアパートでの暮らしにそこまで大きな不満を感じていませんでした。でも、妻の話を聞くことで、自分が気づいていなかった不便さや、これからの生活について考えるようになりました。
夫婦で暮らしていると、同じ環境でも感じ方は違うものです。だからこそ、相手がどんなことに不満を感じ、どんな暮らしを望んでいるのかを知ることは大切なのかもしれません。
そんなこんなで、我が家の家づくりがスタートしました。
とはいえ、この時点では住宅に関する知識なんてほとんどありません。
- ハウスメーカーにはどんな会社があるのか
- 家を建てるには、いったいいくら必要なのか
- 何から始めればいいのか
分からないことだらけでした。
そこで、まず私たちが始めたのは、インターネットでハウスメーカーについて調べること。こうして我が家の家づくりは、まずはネット検索から始まったのでした。
次回は、ハウスメーカーを調べ始めた頃のお話を書いていこうと思います。
続きはこちら:ハウスメーカーを調べ尽くした結果、余計に決められなくなった話 ― 家づくり記録②
家づくりの途中で決めたことは、こちらの記事にも書いています。