土地探しなんてこれまで考えもしなかった・・・ ― 家づくり記録⑤

ハウスメーカーが決まって、次に待っていたのが土地探しでした。SUUMOで探し始めたものの、見つかったのは義母からの口コミ。妻の実家まで徒歩数分、約138坪の土地です。田舎育ちならではの広さの感覚、農地転用や道路の条件、許可を待つ不安、土地代以外にかかるお金まで、土地探しの体験をまとめました。

目次
  1. 土地探しで一番重視したのは「妻の実家の近く」
  2. 土地探しはインターネットから始めた
  3. 土地探しに使える住宅情報サイト
  4. 理想の土地は、義母からの口コミで見つかった
  5. 土地探しは、インターネットだけで完結しない
  6. 購入した土地は約138坪
  7. 田舎育ちならではの、土地の広さの感覚
  8. 広い土地だからこそ考えられたこと
  9. 一般的な住宅用地は何坪くらい?
  10. 土地の広さと、建てられる家の目安
  11. 土地の価格について
  12. 公示地価で見る住宅地の価格
  13. 公示地価と、実際の売買価格は違う
  14. 土地の価格以上に魅力的だったこと
  15. 土地が見つかってから直面した問題
  16. 農地転用
  17. 50戸連たん
  18. 道路の条件
  19. 許可が下りるまでの不安
  20. 土地代以外にも必要なお金がある
  21. 今回の土地探しで学んだこと
  22. 土地探しはインターネットだけではない
  23. 土地の広さは、暮らし方で考える
  24. 土地の価格だけで判断しない
  25. 建築できる土地なのかを確認する
  26. 自分たちにとっての価値を考える
  27. まとめ|土地の価値は、そこでの暮らしで決まる

前回の記事で、家づくりをお願いするハウスメーカーがナチュールサガさんに決まりました。

いよいよ具体的な家づくりが始まる……と思っていたのですが、次に待っていたのが土地探しです。

家を建てるには、まず建てる場所が必要です。当たり前のことなのですが、土地探しなんて、これまで考えもしなかった・・・というのが正直なところでした。

今回は、そんな私たちの土地探しについて書いていこうと思います。

土地探しを始めたばかりの方にも参考になるように、住宅情報サイトや土地の広さ・価格の目安、土地代以外にかかるお金なども、あわせてまとめています。

土地探しで一番重視したのは「妻の実家の近く」

私たち夫婦が土地探しで最も重視していたのは、できるだけ妻の実家の近くに住むことでした。

これは、土地探しを始めた段階から考えていた条件です。

理由は、これからの子育てを考えていたからです。

子どもが生まれてからの生活を想像すると、妻の実家が近くにあることは大きなメリットだと思っていました。

例えば、子どもを連れて実家に行く場合。車に乗せたり、移動の準備をしたりする必要がなく、歩いて気軽に行ける距離であれば、生活がかなり楽になると考えていました。

実際に子どもが生まれた今も、これからの生活を考えると、実家が近いという条件は非常に魅力的だと感じています。

ただし、最初から徒歩数分の場所を希望していたわけではありません。あくまで「できるだけ近く」という希望でした。

希望する地域に都合よく土地が見つかるとは限らないため、実家との距離については、ある程度妥協することも考えていました。

ところが、結果的には希望以上の土地が見つかることになります。

土地探しはインターネットから始めた

土地探しを始めた際、SUUMOを使って探すとよいという話を聞きました。

そこで、まずはインターネットを利用して土地を探すことにしました。

当時、ハウスメーカーに土地探しを依頼していたわけではありません。基本的には自分たちで土地を探していました。

ただし、最終的に購入することになった土地は、インターネットで見つけたものではありません。ここが、今回の土地探しで一番お伝えしたいポイントです。

土地探しに使える住宅情報サイト

とはいえ、土地探しの入口として、住宅情報サイトはとても便利です。代表的なサイトを紹介しておきます。

サイト 特徴
SUUMO 土地探しの入口として使いやすい。私たちが実際に使ったのはこちら
LIFULL HOME’S 土地の検索や比較に使える
アットホーム 地域の不動産会社が扱う物件も探せる
ハトマークサイト 宅地建物取引業協会の会員の不動産会社が扱う物件を探せる

サイトによって、載っている物件は少しずつ違います。1つのサイトだけを見て「土地がない」と判断せず、いくつかのサイトを見比べるのがおすすめです。

また、地方の土地探しでは、全国向けのサイトのほかに、次のようなところも見ておくと、探す範囲が広がります。

  • 市町の空き家・空き地バンク:自治体が、空き家や空き地の売却・賃貸の情報を紹介している制度です。例えば佐賀市には「空き家等情報登録制度」があり、空き地も対象になっています。「住みたい市町の名前+空き家バンク」で探してみてください
  • 地元の不動産会社:その地域の土地事情に詳しく、まだサイトに載っていない情報を持っていることもあります

補足

私が実際に使ったのはSUUMOだけです。ほかのサイトや制度は、土地探しの選択肢として紹介しています。掲載内容や使い方は、各サイトや自治体の案内で確認してください。

理想の土地は、義母からの口コミで見つかった

最終的に購入することになった土地は、義母からの情報で見つかりました。いわゆる地元の口コミです。

これが、非常に理想的な土地でした。

場所は、妻の実家から徒歩数分。歩いて気軽に行き来できる距離です。

もともと妻の実家の近くに住みたいと考えていた私たちにとって、これ以上ない条件でした。

ある程度の妥協も考えていたところに、突然、希望にぴったりの土地の情報が入ってきたのです。

土地の広さも十分でした。さらに、価格面でも魅力的な条件でした。

結果として、私たちはこの土地を購入することになりました。

土地探しは、インターネットだけで完結しない

この経験から伝えたいのは、土地探しはインターネットだけで完結するものではないということです。

特に地方では、地元の人からの情報が土地探しのきっかけになる場合があります。今回の私たちの経験は、その一例です。

もちろん、誰でも同じ方法で理想の土地を見つけられるわけではありません。

ただ、希望する地域が決まっているのであれば、地元の不動産会社や知人に相談してみるのも1つの方法だと思います。

購入した土地は約138坪

今回購入した土地の広さは、約138坪です。平方メートルにすると、約456平方メートルになります。

私たちは平屋を建てたいと考えていました。計画している住宅は約36坪です。そのため、138坪という広さは十分魅力的でした。

約138坪の土地と、約36坪の平屋の大きさ比べ約138坪(約456平方メートル)の土地の中に、約36坪(約119平方メートル)の平屋を、同じ縮尺で置いたイメージ図。平屋を建てても、土地の半分以上が空いている。空いたところにはドッグランも考えている。土地の形や家の配置は実際のものではない。土地 約138坪(約456㎡)平屋 約36坪(約119㎡)ドッグランも?これから
約138坪の土地と約36坪の平屋を、同じ縮尺で並べたイメージ(土地の形や家の配置は実際とは違います)

ただし、最初から138坪という具体的な面積を希望していたわけではありません。

そもそも土地の広さについて、数字だけではあまり具体的なイメージが湧いていませんでした。

「138坪だから、これくらいの庭ができる」

といったことを、最初から正確に想像できていたわけではありません。

希望している平屋を建てるには十分な広さがある。最初は、その程度の感覚でした。

田舎育ちならではの、土地の広さの感覚

私も妻も、田舎の一軒家で育っています。しかも、お互いの実家の敷地がかなり広いのです。

そのため、138坪という土地を見ても、特別に広すぎるとは感じませんでした。かといって、狭いとも感じませんでした。むしろ、ちょうどよいくらいの感覚でした。

これは、田舎育ちならではの感覚なのかもしれません。

一般的な住宅用地と比較すると、138坪はかなり広い部類に入ると思います。しかし、当時の私たちには、それほど特別な広さという感覚がなかったのです。

広い土地だからこそ考えられたこと

私たちは犬を飼っています。そのため、土地の広さを生かしてドッグランを作ることも考えました。

最初からドッグランを作るために138坪の土地を探していたわけではありません。土地が見つかってから、

「ドッグランを作るのもいいな」

「この広さをどう使おうかな」

と考えるようになりました。

土地の使い方について、いろいろ悩めるということ自体が贅沢だと感じました。広さがあることで、家づくりの選択肢が広がったのです。

一般的な住宅用地は何坪くらい?

ここで、138坪がどのくらいの広さなのか、一般的な住宅用地と比べてみます。

総務省の「令和5年住宅・土地統計調査」によると、全国の一戸建・長屋建の持ち家の1住宅当たりの敷地面積は、約261㎡(約79坪)です。

土地の広さの比べ土地の広さを棒の長さで比べた図。30坪は約99平方メートル、50坪は約165平方メートル、全国の一戸建・長屋建の持ち家の平均の敷地は約79坪で約261平方メートル、100坪は約331平方メートル。私たちの土地は約138坪で約456平方メートルあり、全国の平均のおよそ1.7倍。30坪(約99㎡)50坪(約165㎡)全国の平均 約79坪(約261㎡)100坪(約331㎡)私たちの土地 約138坪(約456㎡)
土地の広さの比べ(全国の平均は、総務省「令和5年住宅・土地統計調査」の一戸建・長屋建の持ち家の1住宅当たり敷地面積)

私たちの土地は約456㎡なので、全国平均のおよそ1.7倍。田舎育ちの私たちには「ちょうどいい」でしたが、数字で見ると、やはり広い土地でした。

土地の広さと、建てられる家の目安

土地の広さだけで、建てられる家が決まるわけではありません。

特に関係するのが建ぺい率です。建ぺい率は「土地の面積に対して、建物を真上から見た面積(建築面積)を何%まで使えるか」という決まりで、地域によって30〜80%など違います。

例えば建ぺい率が60%の地域だとすると、目安はこんな感じです。

土地の広さ 平方メートル 建築面積の上限(建ぺい率60%の場合) 考えられる計画の例
30坪 約99㎡ 約59㎡(約18坪) 2階建てが中心。駐車場や庭は工夫が必要
50坪 約165㎡ 約99㎡(約30坪) 2階建てなら、駐車場や小さな庭も考えやすい
70坪 約231㎡ 約139㎡(約42坪) 平屋も現実的になる
100坪 約331㎡ 約198㎡(約60坪) 平屋に加えて、広めの庭も考えられる

平屋は、延床面積がそのまま1階の面積になります。そのため、同じ延床面積なら、2階建てより広い土地が必要になります。平屋を考えている方は、土地の広さを少し余裕を持って見ておくとよさそうです。

ひとことメモ:建ぺい率だけでは決まらない

建ぺい率のほかに、容積率(延床面積の上限)、接している道路の条件、土地の形、駐車場の台数などでも、建てられる家は変わります。表はあくまで目安です。実際の条件は、ハウスメーカーや不動産会社、自治体に確認してください。

土地の価格について

今回の土地は、価格面でもとても魅力的でした。

ただし、農地に関する手続きなども必要だった土地です。一般的な宅地の購入事例とは条件が異なるため、周辺の宅地の相場と単純に比較することはできません。

そこで、ここでは一般的な住宅地の価格の目安を紹介しておきます。

公示地価で見る住宅地の価格

国土交通省の「令和8年地価公示」(2026年1月1日時点)によると、全国の住宅地の価格は5年連続で上昇しています(全国平均の変動率は+2.1%)。

佐賀県の住宅地も上昇していて、県内でも地域によって価格に差があります。

地域 住宅地の平均価格 坪単価に換算すると 対前年平均変動率
佐賀県平均 36,800円/㎡ 約12.2万円/坪 +2.9%
佐賀市 50,100円/㎡ 約16.6万円/坪 +4.6%
鳥栖市 49,600円/㎡ 約16.4万円/坪 +3.8%
唐津市 30,400円/㎡ 約10.0万円/坪 +1.4%
多久市 12,500円/㎡ 約4.1万円/坪 △0.7%
(参考)福岡市 258,100円/㎡ 約85.3万円/坪 +7.0%

出典:国土交通省「令和8年地価公示」、佐賀県「令和8年地価公示」、福岡市「令和8年地価公示」。坪単価は1坪=約3.306㎡として私が換算したものです。

同じ佐賀県内でも、佐賀市や鳥栖市と、多久市とでは、坪単価で4倍ほどの差があります。

そして、九州の大都会といえば福岡! 参考に福岡市も並べてみると、住宅地の平均は坪単価で約85万円。佐賀市のおよそ5倍です。上昇率も+7.0%と、佐賀県内のどの市町よりも高くなっています。同じ九州でも、都市部と地方とでは、土地の価格がまったく違います。

公示地価と、実際の売買価格は違う

公示地価は、地域ごとに選ばれた「標準地」の、1月1日時点の価格です。実際に土地を買うときの価格は、次のような条件で大きく変わります。

  • 駅や学校、お店までの距離などの立地
  • 接している道路の幅や種類
  • 土地の形や高低差
  • 農地かどうかなど、家を建てるまでに必要な手続き

実際に取引された価格を調べたいときは、国土交通省の不動産情報ライブラリで、地域ごとの取引価格を確認することもできます。

補足

私たちの土地は、農地に関する手続きなどが必要な、特殊な条件の土地でした。購入価格は一般的な相場の参考にはならないので、この記事では金額を書いていません。

土地の価格以上に魅力的だったこと

今回の土地は、価格が安かったことも魅力でした。しかし、私たちにとって、それ以上に重要だったのは立地です。

妻の実家から徒歩数分という距離は、これからの子育てを考えると非常に大きな価値があります。

例えば、車を使わずに子どもを連れて実家に行けること。気軽に行き来できる距離に家族がいること。

こうした環境は、土地の価格だけでは評価できません。

もちろん、これは私たちの家庭にとっての価値です。すべての家庭で、実家の近くに住むことが最適とは限りません。

それでも、今回の経験を通じて、土地選びでは自分たちの生活にとって何が重要なのかを考えることが大切だと感じました。

土地の価格と、自分たちにとっての土地の価値は、必ずしも同じではない。そう思います。

土地が見つかってから直面した問題

理想的な土地が見つかり、購入することになりました。

しかし、ここから問題が発生しました。土地を購入すれば、すぐに家を建てられるわけではなかったのです。

今回の土地には、農地に関する手続きや道路の条件など、確認しなければならないことがありました。農地転用、50戸連たん、道路の幅、建築に関する許可。どれも、土地探しをするまでは聞いたこともない言葉でした。

ここでは制度を詳しく解説するのではなく、私たちが「こういう条件があるんだ」と知ったことを、ひとことメモ程度に紹介します。

土地が見つかってから、家を建てられるまでに確かめること土地が見つかったら、次の3つを確かめる。1つ目は、農地かどうか。農地なら農地転用の許可や届出が必要。2つ目は、建てられる区域かどうか。建てにくい区域では、50戸連たんなどの条件を満たす必要がある。3つ目は道路で、原則として幅4メートル以上の道路に2メートル以上接している必要がある。許可や確認がそろって、家を建てられる。私たちは、許可が下りるまで2〜3か月かかった。土地が見つかる① 農地?→ 農地転用の許可・届出② 建てられる区域?→ 建てにくい区域は条件つき(50戸連たん など)③ 道路は?→ 幅4m以上の道路に2m以上接する許可・確認がそろう私たちは、ここまで2〜3か月かかった家を建てられる
土地が見つかってから、家を建てられるまでに確かめること(条件は土地や自治体によって違います)

農地転用

今回の土地は農地だったため、農地に関する手続きを経験しました。

ひとことメモ:農地転用

農地を住宅用地などに変えることを「農地転用」といいます。原則として、農地法にもとづく許可(市街化区域内の農地なら、農業委員会への届出)が必要です。農地の場所や種類によっては許可が難しく、農地であれば必ず家を建てられるわけではありません。

50戸連たん

土地の手続きを進める中で、「50戸連たん」という言葉も関係してきました。

ひとことメモ:50戸連たん

原則として家を建てにくい市街化調整区域でも、おおむね50戸以上の建物が連なっているまとまりの中などで、自治体の条例が定める区域・条件を満たせば、住宅などを建てる許可を受けられることがある制度です(都市計画法第34条第11号)。対象になる区域や細かい条件は、地域によって違います。また、農地転用の許可は、これとは別に判断されます。

道路の条件

今回の土地では、道路の幅も重要な問題でした。話の中でよく出てきたのが「4メートル」という数字です。

ひとことメモ:接道義務

都市計画区域・準都市計画区域の中では、家を建てる土地は、原則として建築基準法上の道路に2メートル以上接している必要があります。道路の幅は、原則4メートル以上です。幅4メートル未満の道でも、建築基準法第42条第2項の道路などは、道の中心から2メートル下がった位置を道路の境界とみなす(セットバック)ことで建てられる場合があります。

ただし、「道路を4メートルにすれば必ず許可が下りる」という単純な話ではありません。道路の種類や、土地と道路の接し方、自治体の制度などによって、条件は変わります。

私たちの土地でも、道路に関することで対応が必要でした。土地によっては、道路の工事などで追加の費用がかかる場合もあります。

許可が下りるまでの不安

今回の土地探しで、特に印象に残っているのが、許可が下りるまでの不安です。

ハウスメーカーも、事前に確認したうえで土地の購入を進めていました。しかし、実際には許可が下りるまでに時間がかかりました。その期間は、2〜3か月ほどです。

その間は、不安でした。なぜなら、土地の契約はすでに済んでいたからです。

「土地を買ったのに、もし家を建てられなかったらどうするんだろう」

という心配がありました。

ハウスメーカーも確認したうえで動いているのに、万が一許可が下りなかったら大問題です。実際に「そんなことになったらクレームものではないか」という話が出るほどでした。それくらい、不安を感じていました。

もちろん、ハウスメーカーを批判したいわけではありません。お伝えしたいのは、土地の契約をしてから、建築に必要な手続きが進むまでの不安です。

理想的な土地が見つかっても、そこに希望する住宅を建てられるかどうかは、別の問題です。

今回の経験から、土地の購入前に、建築できるかどうかや必要な手続きを確認することが大切だと感じました。

土地代以外にも必要なお金がある

土地探しをするときに、もう1つ知っておきたいのが、土地代以外にかかるお金です。

例えば、次のようなものがあります。

費用 内容
造成費用 土地を整地したり、高さを調整したりする費用
地盤改良費用 地盤の状態によって必要になる工事
上下水道の引き込み 水道管や排水設備などの整備
道路関連工事 必要に応じた道路の整備や拡幅
登記費用 土地の所有権移転などの手続き
各種申請費用 農地転用など、必要な手続き

すべての土地で発生するわけではありません。また、土地によって金額は大きく異なります。

私たちの土地についても、具体的な費用は書きませんが、伝えたいのは土地の購入価格だけで予算を判断しないほうがよいということです。

土地が安くても、家を建てられる状態にするまでに費用がかかる場合があります。逆に、すでに整備された宅地であれば、追加の工事が少なく済む場合もあります。

土地を比較する際には、こうした費用も含めて考えることが大切です。

今回の土地探しで学んだこと

最後に、今回の土地探しで学んだことをまとめておきます。

土地探しはインターネットだけではない

SUUMOなどの住宅情報サイトは便利ですが、それだけが土地探しの方法ではありません。

私たちは、義母からの口コミで理想的な土地を見つけました。地域の不動産会社や知人から情報を集める方法もあります。

土地の広さは、暮らし方で考える

必要な土地の広さは、どのような家を建てたいかによって変わります。

平屋を建てたいのか、庭が欲しいのか、駐車場は何台必要なのか。

私たちは、結果的に138坪という広さがあったことで、ドッグランなども検討できるようになりました。

土地の価格だけで判断しない

土地の購入価格が安くても、造成工事などで追加費用が発生する場合があります。

また、価格が高い土地でも、生活の利便性などを考えると魅力的な場合があります。

建築できる土地なのかを確認する

今回の経験から、特に重要だと感じたことです。

農地転用や道路の条件など、土地によっては建築に関する制約があります。土地を購入する前に、ハウスメーカーや不動産会社、自治体などに確認することが大切です。

自分たちにとっての価値を考える

私たちの場合は、妻の実家との距離が非常に重要でした。これは家庭によって異なると思います。

駅からの距離、学校、職場、周辺環境など、何を優先するかは人それぞれです。

土地探しでは、一般的な人気の条件だけでなく、自分たちの暮らしに合っているかを考えることが大切だと思いました。

まとめ|土地の価値は、そこでの暮らしで決まる

私たちは、妻の実家の近くに家を建てたいと考えていました。

SUUMOなどを使って土地を探し始めましたが、最終的に理想的な土地を見つけるきっかけになったのは、義母からの口コミでした。

  • 妻の実家から徒歩数分という立地
  • 約138坪という十分な広さ
  • 平屋を建て、犬のためのドッグランも検討できる環境
  • 価格面でも魅力的な条件

ただし、土地が見つかったからといって、すべてが順調に進んだわけではありません。農地に関する手続きや道路の条件など、初めて知ることも多くありました。許可が下りるまでには、不安もありました。

こうした経験を通じて、土地探しは単純に価格や広さだけで判断できるものではないと感じました。

そして、私たちにとっては、妻の実家が近いという環境が何より魅力的でした。

土地の価値は、そこでどのような暮らしができるかによっても変わるのだと思います。

続きはこちら:NATUR-sagaとの家づくり【間取り編】32坪の平屋に夫婦の希望を詰め込んだ ― 家づくり記録⑥